本研究室M2の江塚俊介さんが東京で開催されたTOPPERSカンファレンス2024にて発表を行いました.TOPPERSカンファレンスとは,NPO法人のTOPPERSプロジェクトが年に一度開催する開発者会議になります.
近年では組込みシステムの高性能化が進んでおり,サードパーティによるソフトウェアの利用が拡大するなどの理由からセキュリティの重要性が高まっています.そこで江塚さんは,組込みシステム向けプロセッサのセキュリティ拡張機能を用いた研究を行い,そこで得られた知見や成果を発表しました.
「SafeG-XLS : Xtensaのセキュリティ拡張を用いたDual-OS環境」
江塚 俊介(南山大学)
概要:
高機能な組込みシステムの実現のためには外部ソフトウェアの利用が 必須となっているが、信頼性やセキュリティの観点で課題があります。 これらの非信頼系の外部ソフトウェアと信頼できる内製のソフトウェア(信頼系)を 安全に同時に実行するために、Xtensaのセキュリティ拡張を用いて実現した Dual-OS環境について紹介します。